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2019年 2月 5日 フィードバックの重要性
明治大学経営学部会計学科の倉田です。
皆さんいよいよ受験が本格化してきましたね。
日に日に試験に向かう生徒が増え、こちらも緊張感が高まります。
さて、最近直前期はどう勉強したらいいか分からないという話を耳にします。
残された時間に不安を感じるかもしれませんが、今自分が行うべきタスクを確かにこなしていきましょう。
最も直前期に意識して欲しいことは自分へのフィードバックです。
もちろん間違えた問題を覚えたり、点数を記録することも狭義のフィードバックですが、僕が言いたいことは少し違います。
その問題はどうして正解・不正解に至ったのかを明確にし、情報として積み上げていくことがここでいうフィードバックです。自分のミスや思考の特徴を良く知ることが結果を出すコツです。
具体的には計算ミスや単なる知識不足に始まり、現代文での本文の構造化のミス、英語で言えば解答根拠の拾い方の癖などが挙げられます。
自分の答案を客観的に見つめ直し、できたできないや点数が良かったなどと平易に処理してしまうのではなく、何を次にどう生かすかを考える時間を確保しましょう。
直前期はひたすら問題を解くという方法よりも、そうした情報を得て解決方法を探すほうが結果に直結していくことでしょう。
こうしたフィードバックは過去問や問題演習はもちろん試験当日の行動などにも応用可能です。何度か受けた試験から気を付けておくポイントなどを自分の中で整理し、次回以降は成長した状態で試験に臨みましょう。